omayumoの日記

音大ピアノ科卒業生が、音楽に対峙して気付いたことをただ書き留めていくブログです。よろしくお願いします。

献呈 シューマン=リスト 徒然日記

久しぶりに献呈の楽譜を開いた。

 

子供のために、そして私自身の結婚式のためにもう一度譜を読み返そうと思う。

 

今回新しく読み直すに当たって、大切にしたいことは“言葉”である。

Du は一重の母音だが

meine は二重母音。

meiの時は少したっぷりめに弾く。

 

弾くときにおいても言葉が話せるような旋律の流れを作っていきたい。

ボザ 森にて 徒然ノート2

ボザのWikipediaを覗いたところ、このようなことが書かれていた。

・ホルンとピアノのための「森にて」ではレスピーギの「ローマの祭」の狩りのファンファーレが引用されている。

 

本当か…?

ファンファーレと言われている部分とはこのトランペットのテーマのことだろう。

 

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このテーマはどこにも引用されていない。

8分の6のようなリズム感や、付点四分音符の下降の音程は確かに似てはいる。

 

引用とは言いにくいのではないだろうか。

私としたら冒頭の3連符の音形が似ている方が興味深いが…

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ボザ 森にて 徒然ノート

5月のとあるコンサートにて、ホルン曲であるボザの森にての伴奏をすることになった。

このコロナ禍のご時世に伴奏できるなんて嬉しい限りである。

 

なんとか最後まで譜読みはしたが、まだ慣れないフランス作曲家の作品に手こずっている。

 

ひとつ、この作品と向き合って面白い発見があった。

それは、曲の中間部にグレゴリオ聖歌セクエンツィアが使われている。

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現代的なフランス音楽の中に入り込むグレゴリオ聖歌

長3和音や短3和音のみの響きを奏でるフランス音楽と、長5度の響きを重ねるオルガヌムはどこか似ている。

原点回帰しているのか、長い歴史を彷彿とさせる。

とても面白い。

徒然なるままに

はじめまして。

ブログを始めます。

 

過去にヤフブロ、デコログ、アメブロと渡り歩きましたが、高校卒業と同時に下火になっていた。

 

今のご時世、Facebookやインスタ、Twitterがあるし…と思っても、実際書くのは何か節目があった時や嬉しいことがあった時にしか書きづらい。

 

それに素晴らしい演奏家の方々と繋がってしまってしまったため、私自身の曲に対する解釈もなんだか書きにくくなってしまった。

 

どうでもいいことをダラダラと書き連ねることができて、なおかつアクセスも少ない。そんな場所を求めてブログに行き着いた。

 

このブログに、私の思いの丈が積み重なっていくと嬉しい。

これから時を見ながら更新しよう。