ベートーヴェン 悲愴 第2楽章 徒然ノート
9月に悲愴を2楽章のみだが弾かせていただく機会をいただいた。
ソロで人前で弾くことはなかなかない機会なので本当に感謝が溢れてくる。
悲愴を演奏するのは中学生ぶりだろうか。
当時はレッスンで見ていただいていた。
10年の時を経て人前に出す。
とても感慨深い。
さて、久しぶりに譜を読んでいく。
ロンド形式である。
A→B→A→C→A→コーダ
と進んでいく中で、鳥肌が立った場面がある。
Cの場面、44小説目だ。
このE-durのpp。
なんと神々しいことか。
苦悩から解き放たれ、温かく眩しいものに包み込まれるようなこの音。
何度でも噛み締めたい。