5月15日。
無事にホルンの伴奏が終わった。
このご時世にホールで演奏できるのはとてもありがたい話である。
このコロナ禍でコンサートが何個も中止になり、実際にホールで演奏するのも1年以上ぶりであった。
ホールは良い。
紡いだ音がホールに飛んでいって響いていく空間。ただ音に溺れるためだけの空間。
音楽ホールの意味を再認識した。
フルコンの重み。低音の厚さ。倍音の響き。
なくしてはならない。
ボザの森にてという、グレゴリオ聖歌から現代までの道筋を辿るような曲を演奏できて心から良かったと感じる。
早くコロナよ、収まってくれ…